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スカウトの仲間は世界中に2,800万人、巣立った仲間を含めると約3億人もの世界中に仲間がいます。みんな同じような経験をしているからこそ、初めて出会っても、すぐに打ち解けられる。それもスカウティングの魅力の一つです。そんな仲間たちの3万人が集結するのが世界スカウトジャンボリー。住む場所も、話す言葉も、文化や普段食べているものも違う「兄弟姉妹」と暮らす世界スカウトジャンボリーでの2週間は、10代の青少年が初めて世界の一員だと感じる場になります。
2週間の共同生活の中で子どもたちは、言葉が通じなかったり、時間の感覚が違ったり、物事の考え方が違ったりと、様々な違いを体験し、そんな中で次第に違いを超え、協力し、分かり合っていけます。言葉や文化、習慣など、これまで生きてきた背景は異なっても、共に遊び、共に暮らし、励まし合って過ごす2週間の体験は、彼らにとって真の自信となり、大きな世界へ羽ばたいていきます。
スカウト運動に関する詳細は公益財団法人 ボーイスカウト日本連盟のウェブサイトをご覧ください。 http://www.scout.or.jp/

「教育」というと、どうしても学校の教室で行われる授業をイメージしてしまうかもしれません。しかし何もそれだけが教育ではありません。
スカウト運動は、自然や地域社会を教室に、変化の激しいこれからの時代をしっかりと乗り越えられる「生きる力」を身につける「教育」活動。もちろん、教育と言うからには、その背景にはしっかりとした教育法や理念があります。
その根幹をなすのが「スカウト教育法」という独自のシステムです。 自らを律する「ちかいとおきて」、責任を分担しフォロワーシップ・リーダーシップを体得する少人数の班による「チームシステム」、まず行動することを重視する「行うことによって学ぶ」、様々な体験や想像力を生み出す「自然」との関わり、必要な時に行われる「成人の支援」、論理的思考を体験していく「象徴的な枠組み」、そして一人一人の目標を達成していく「個人の進歩」、これら7つの基本要素からなっています。
これらのスカウト運動を支える基本的な枠組みをきちんと学んだボランティアの成人指導者が、世界中で青少年の成長を支えているのです。

1907年にイギリスで始まって以来、世界では100年以上にわたって続けられているスカウト運動。日本では1908年に始まり、以来多くの青少年が参加しています。現在では5歳から26歳までの5つの年齢別部門と、成人指導者、併せて約16万人の加盟員が日本全国で活動しています。
「ボーイスカウト」というと、どうしても男の子だけの活動のように思われがちですが、現在日本をはじめ多くの国では、男女ともに開かれた運動となっています。スカウト運動は、人種や宗教、性別や年齢などの区別なく、すべての青少年のための運動なのです。
すべてのスカウトは、活動に参加するときに公の場で約束をしています。ビーバースカウトであれば「よいことをします」、ボーイスカウト以上であれば「いつも他の人々を助けます」など、複数の約束事からなる「ちかい」と「おきて」を宣誓して、運動に加わっています。

スカウト教育の柱は「人格」「健康」「知識・技能」「奉仕」の4つ。これらの4つの柱は相互に補完し合い、社会に貢献できる市民を育成します。
優れた人格は良き社会人の要件と言えますし、健康でなければ人の役に立つことはできず、また、いかに優れた人格と素晴らしい体を持っていても、直接役に立つ知識や技能がなければ人の役に立つことはできません。これらを備えた上で、奉仕の精神をもって生活をすることで、社会の役に立つことができると考えます。
スカウティングはこれらの概念を、年齢に応じて自ら考えさせるだけではなく、ゲームや遊び、野外活動などを通じて身につけるよう組み立てられた教育プログラムなのです。身につけたことを進んで人のために役立てられる社会人を育てる、それがスカウト運動です。
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